できれば、勉強した言葉をどこで役立てるかの目標を立てるとよいでしょう。
差し迫って仕事で必要としている人もいるでしょうし、近い将来の海外留学を目指している人もいるでしょう。また、外国の映画やドラマを原語でみたい、とか、いつか海外移住したい、といった夢でも構いません。先生としても、いつまでに、どの程度までの上達を目指すかの目標を共有できていた方が、カリキュラムを立てやすいですね。
目標とするレベルとしては、「生活会話レベル」やTOEICなどの試験で何点あるいは試験で何級、という具合に設定すると、教材の選定もしやすいと思います。
人間の記憶は、何か既存の知識と関連づけることで強化されると言われています。その点で、初心者は日本語で教わる方が覚えやすいのではないでしょうか。
ある程度知識が蓄積された中級〜上級者になると、日本語を交えずにその言語だけで受け答えし、思考する事が実戦的なトレーニングになることでしょう。それこそがネイティブスピーカーから外国語を学ぶ大きな利点だと思います。
目標に合っていれば、市販のテキストでも、外国語の新聞でも、レンタルDVDでも、何でも教材になります。ただし、日本人が作成した市販のテキストには、誤りや不自然な表現が含まれている場合もあるので、注意が必要です。そこで使われている言葉に方言が混じっていないかどうかも含め、先生の方でチェックしましょう。
出版物を商用でコピーすると著作権を侵害するおそれがありますが、生徒さんが入手した市販の参考書などを使う限り、問題はないでしょう。
人間の記憶の過程は、記銘、保持、想起、忘却という流れになっています。効率のよい学習のためには、完全忘却の前に想起できるようにするため、週に2回のレッスンがおすすめです。
特に、目標期限が迫っている人は短期集中型を目指す方がよいと思います。都合がつかない場合は、週に1回のレッスンで、当日か翌朝、それから数日後の復習を心がけるとよいでしょう。
記憶の定着という面から言えば、復習は必須です。しかし、予習の必要性は、教材やレッスンのスタイルによっても異なるでしょう。人間の記憶は、感情と結びつける方が強くなると言われており、一人黙々と予習するよりは先生との感情豊かな会話を通じて身につける方が効率がよいと言えます。











