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英語のビジネス雑誌いろいろ

実践的なビジネス英語を勉強するなら、生きた教材を使いたいものですね。
今回は、欧米で刊行されている英語のビジネス関連雑誌をご紹介します。
ネイティブ先生とのレッスンのときも、会話ではむしろアウトプットの方を重視し、情報のインプットは自宅や通勤途中に行う方が時間を有効に活用できるのではないでしょうか。

雑誌といっても、今ではネットで英文記事を読めるところが多くなっています。
普段から英語のビジネス雑誌を少しずつでも読んでおくことで、ビジネス関連の英語表現が身につくことはもちろん、英語の先生とカフェ英会話を楽しむ場合の話題づくりにも役立つことでしょう。

■タイム(Time)
1923年の創刊。世界初のニュース雑誌として知られ、ニューズウィーク誌と並んでアメリカを代表する二大ニュース週刊誌のひとつです。
北米版以外に、南米版、ヨーロッパ版、アジア版を発行しており、海外ニュースに強いと言われています。
表紙は人物写真で、年に一度は"Man of the year"として、その年もっとも注目を集めた人物が取り上げられています。
かつて、報道というよりも小説的であると批判された時期もありましたが、現在ではより分析的な調査報道が中心となり、英文も格調高くなったとされています。
http://www.time.com

■ニューズウィーク(Newsweek)
1933年の創刊。タイム誌と激しい競争を繰り広げてきた、アメリカを代表するニュース週刊誌です。
アメリカ版と国際版がありますが、タイム誌とともにアメリカ東部に関する報道が多くを占めています。
公民権運動、ベトナム反戦運動を積極的に取り上げたり、当時反体制の象徴とされたビートルズもいち早く特集するなど、政治的にはタイム誌よりもリベラルであり、英語も平易で読みやすいです。
なお、日本語版も発行されており、英語版の掲載記事も遅れて日本語で掲載されていますが、日本語版の論調は、英語版と違って保守的です。
http://www.newsweek.com

■エコノミスト(The Economist)
1843年創刊。150年以上の伝統を誇るイギリスの週刊誌ですが、読者の8割は海外で、企業トップや政策決定者、ジャーナリスト、研究者に愛読されています。
事実と統計重視の客観的報道姿勢と、英国風の格調高い文体とで知られており、購買力平価の目安として「ビッグマック指数」と呼ばれる世界のマクドナルドでのビッグマックの価格指標を載せることでも有名です。
当初は経済問題専門誌でしたが、政治論評を含む総合誌へと発展して部数を伸ばし、今では世界の政治、ビジネス、金融、科学、テクノロジーなど、様々な記事を掲載しています。
文体は、英語に慣れていないとやや難しく感じられますが、米国に偏らないヨーロッパの視点を感じることができます。
http://www.economist.com

■ビジネスウィーク(Business Week)
1929年創刊。アメリカを代表するビジネス専門週刊誌です。
アメリカ版以外に、アジア版、ヨーロッパ版を発行しています。
創刊以来、経営、金融、経済など、特定業界を越えた内容を取り上げ、総合ビジネス誌の草分けとなりました。
世界の企業のブランド価値をランキングするトップブランド・ベスト100(The 100 Top Brands)や、MBA (経営管理学修士) プログラムのランキングなどを毎年発表し、世界の注目を集めています。
他のビジネス専門誌と同様に、ビジネスウィーク誌も「ビジネスウィーク50」「Eビジネス25」など独自の企業ランキングで知られています。
http://www.businessweek.com

■フォーチュン(Fortune)
1930年創刊の隔週刊誌。アメリカ三大ビジネス誌のひとつで、客観的な分析と穏健保守を基調としています。
徹底的な企業研究やケーススタディ、新産業や新製品についての記事など、ビジネスウィーク誌ゃフォーブス誌よりも専門的であるといわれています。
毎年発表される企業ランキングは有名で、特に、全米トップ500社を選ぶ「フォーチュン500」、世界の企業ランキング「フォーチュングローバル500」は、世界の注目を集めています。
http://money.cnn.com/magazines/fortune/

■フォーブス(Forbes)
1917年創刊の月刊誌。アメリカ三大ビジネス誌のひとつで、アジア版、日本語版など7つの言語で発行されています。
読者の多くは資産家ということもあり、他誌を大きく上回る広告収入があります。
毎年3月に発表する世界長者番付のほか、全米トップ企業のランキング「フォーブス500」、世界の企業ランキング「フォーブスグローバル2000」が有名です。
http://www.forbes.com

■フォーリンアフェアーズ(Foreign Affairs)
1922年創刊のアメリカの政治外交専門誌。隔月刊で、英語版の他にも、ロシア語版、スペイン語版、日本語版があります。
政治、外交、経済、環境、人口問題などの国際的問題を取り上げた論文を毎号6、7本掲載し、ニューリパブリック誌、ネーション誌などとならんで「オピニオン・マガジン」と呼ばれています。
発行部数こそ少ないものの、読者の8割は政府、公的機関、大企業のマネジメント層といわれ、世界で最も影響力のある雑誌の一つとされています。
http://www.foreignaffairs.org/

■ハーバードビジネスレビュー(Harvard Business Review)
1922年創刊。アメリカ屈指のビジネススクールである、ハーバード大学ビジネススクールが刊行する月刊論文誌です。
経営戦略、組織論、リーダーシップ論、マーケティング、経済学について、同校の教授陣や著名な研究者、経営者の論文を掲載しており、読者の大多数も企業の管理職が占めています。
日本でもダイヤモンド社が『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』を出版しており、ほとんどの論文を翻訳で読むことができます。
http://www.hbsp.harvard.edu/hbsp/index.jsp


(参考文献:『ビジネス英語を早く読む』古藤晃)